現役GMが教えるJクラブ経営のリアルな見方(J論)

「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

本質vs本質=死闘。「走り、闘う」で上回らずして勝利はない。【J2第2節 ブラウブリッツ秋田戦プレビュー&コラム】(21.3.6)

開幕節を0対2で落とした栃木。2試合連続でホーム開催となる2節に対峙するのはブラウブリッツ秋田。昨季のJ3を圧倒的な戦績で制した昇格組だ。開幕節の戦いぶりを見るだけでも相当に強いが、意地を見せたい。栃木対秋田の第2節は7日14時からカンセキスタジアムとちぎでキックオフを迎える。

 

▼”超”が付くほどプレー強度が高い秋田

走り合い、バトルのやり合い、ロングボールの応酬、陣地の奪い合い。ラグビーのような試合になる。怯んだほうが負ける。

開幕節の攻守のちぐはぐさを思えば、正直栃木は分が悪い。苦しい。一方、すでにチームに統一感がみなぎる秋田は何の淀みもなくやるべきことを愚直に遂行してくる。栃木は相当な危機感を持って90分間、一体感を持ったプレーを貫徹しなければ太刀打ちできない。秋田は強い。

昨季のJ3を圧倒的な勝率で優勝した秋田。優勝と昇格を手にした28節時点で無敗(20勝8分0敗)、失点はわずか8という脅威の戦いぶりだった。

開幕節群馬戦を見ても負けはしたが、納得できる強さを示した。開始早々にCKから失点を喫したが、前半のうちにカウンターから同点ゴール。折り返した後半はカウンターとリスタートで攻め立て、あわや逆転というゲーム展開を見せた。

群馬に凱歌が挙がったのは群馬だったからだ。昨季の群馬は最終盤から調子を上げており、秋田に勝利したことで昨季からの負けなし記録を7試合に伸ばした。昨季からメンバーがほぼ変わらず連携面でスムーズさを発揮し、守備でも統一感を示した群馬が秋田を返り討ちにしただけで、そんな群馬に秋田はあと一歩まで迫った。

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