「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

今週チームがコミュニケーションを強調した理由。【Column】(21.3.26)

▼まだまだ腹の中にあるものを出し切っていない

今週の練習レポートは「コミュニケーション」に関するものが多くなった。それが今週のチームのテーマだったからだ。練習の締めでは年代別のリーダーシップグループを持ち出し、選手たちが内側に秘めているものを表に出させるきっかけを作ろうとした。

前節の山形戦。試合後の記者会見で田坂監督は「交代選手のパワー不足」について言及していた。交代で投入された畑潤基も「このチームに来たからにはもっとやらないといけない。とにかく走り、闘い、前で起点を作らないと」と反省の弁を述べている。前々節の甲府戦では後半途中投入からパワーを発揮できていた畑だけに、山形戦は余計に”試合に入れていない”印象を残してしまっていた。

今週、田坂監督が記者会見で話した内容の真意について聞かれるとこう振り返った。

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