迫力に満ちた攻守の連続で掴んだ快勝劇。栃木が取り戻したものは何か?【J2第5節 愛媛FC戦レビュー】(21.3.29)
2021明治安田生命J2リーグ第5節
2021年3月28日14時キックオフ カンセキスタジアムとちぎ
入場者数 3,891人
栃木SC 2-1 愛媛FC
(前半1-0、後半1-1)
得点者:30分 大島康樹(栃木)、76分 矢野貴章(栃木)、90+6分 吉田眞紀人(愛媛)
天候 雨のち曇り
気温 17.8℃
湿度 68%
ピッチ 良、水含み
<スターティングメンバー>
GK 1 川田 修平
DF 5 柳 育崇
DF 22 小野寺 健也
DF 26 面矢 行斗
MF 19 大島 康樹
MF 25 佐藤 祥
MF 14 西谷 優希
MF 10 森 俊貴
FW 17 山本 廉
FW 29 矢野 貴章
FW 11 ジュニーニョ
控えメンバー
GK 15 岡 大生
DF 36 乾 大知
MF 13 松岡 瑠夢
MF 16 菊池 大介
MF 37 上田 康太
MF 41 松本 凪生
FW 32 畑 潤基
▼前への強い意識だけではない守備連動
試合直前、DAZNのフラッシュインタビューで田坂監督が話していた。
「相手どうこうよりも、自分たちのやり方を貫きたい」
これが愛媛戦の揺るぎないスタンスだった。
相手が蹴って来ようが、繋いで来ようが、関係ない。相手の出方に翻弄されることなく、まず自分たちのやり方を押し出す。それが前節山形戦で掴んだ手応えだったからだ。
いきなりその姿勢は見えた。
7分、トップのジュニーニョが相手GKのボールにしゃにむに飛び込んでいきGK秋元のミスキックを誘った。
これだ。栃木に足りなかったのはこれである。
愛媛は序盤、繋ぐことなくセーフティに蹴り出してセカンドボールバトルに身を投じるスタンスだったが、ジュニーニョらが前線から追って自由に蹴らせずコースを限定すると、後ろの柳、小野寺ら2CBがしっかりと弾き出せていた。
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