「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

ベンチの田坂監督の「声」がどんどん大きくなっている理由。【トピックス】(21.4.9)

▼田坂監督の「声」もいよいよ本領発揮の域へ

次戦は今季初となるグリスタでの開催。

”あの声”もより響き渡ることになりそうだ。

「コータロー!!」あるいは「オモヤー!!」なのかわからないが、田坂和昭監督がベンチから叫ぶ声をより身近に感じられることになる。

「昨年や一昨年のようにあまり声が出ないような感じはないです。いまは調子いいですよ(笑)」と指揮官。

前節山口戦の後半、相手の攻勢に晒されている時間帯も、左サイドバックの面矢に対して「オモヤー!! 中からだー!」と声を張り上げ、面矢もハッとするように内側へとポジションをスライドさせた次の瞬間、相手のクロスボールが放り込まれて面矢がクリアするシーンがあった。監督からすれば、ふー危ない危ない、と胸をなでおろしたシーンである。

まだまだ成長しないといけない選手たちのプレーに指揮官も集中を切らすわけにはいかない。

 

ただ、今季が開幕した頃の田坂監督は、今ほど声を張り上げる回数は多くはなかった。試合中に限らず、練習中の様子も同じような印象だった。田坂監督が言う。

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