「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

有馬幸太郎インタビュー。「何回も出場するチャンスがあるとも思っていないので、次にチャンスが来たときに結果が出せるように」【トピックス】(21.4.29)

ボランチ、右サイドでレギュラー争いが過熱中だが、点を獲って勝ち切るためには、現状は矢野貴章とジュニーニョの鉄板になっているFWのレギュラー争いも過熱してこないといけないだろう。

有馬幸太郎はポジションを奪い取らないといけない一人だ。開幕前のコンディションは上々だったが開幕直線にケガで離脱。2試合前の9節新潟戦の64分から今季初出場を果たしたが、状態が上がってくるのはまだまだこれから。現状について聞いた。

 

■有馬幸太郎

――新潟戦では2点目に絡みました。短いプレー時間でしたが、どう捉えていますか?

「コンディションも含めて、新潟戦は自分の良さをなかなか出せなかったという感じです。今季初めて試合に出ましたが、プレーの強度も高く、その中で自分のプレーが出せなかったという感覚です」

――練習中はかなりコンディションが上がっていて、キレも出てきているように見えますが、試合では途中出場ということもあって違った感覚があったと。

「自分でも練習ではコンディションは良いと感じていましたし、プレーのキレもあったと思います。途中出場は昨年からやってきてキツいのは分かっていたのですが、それでも試合と練習では違うなと感じました」

――強度が異なる。

「試合の緊張感、それからプレッシャー。プレー強度もやっぱり練習のときとは違いますね」

――それは慣れていくしかない。

「そうですね。徐々に試合を重ねていけばよくなるとは思いますが、何回も出場するチャンスがあるとも思っていないので、次にチャンスが来たときに結果が出せるように、と常に考えて練習しています」

 

 

――今年もトレーニングマッチなどでもFWや右サイドハーフが多いですか?

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