3ゴールの完勝はなぜ起きた? 明暗を分けた「リスタート」「徹底した意思統一」「ラスト勝負」の差。【J2第15節 松本山雅FC戦レビュー】(21.5.24)
2021明治安田生命J2リーグ第15節
2021年5月23日14時キックオフ カンセキスタジアムとちぎ
入場者数 7,461人
栃木SC 3-0 松本山雅FC
(前半1-0、後半2-0)
得点者:4分 柳育崇(栃木)、71分 森俊貴(栃木)、84分 柳育崇(栃木)
天候 晴れ時々曇り
気温 25.2℃
湿度 52%
ピッチ 良
<スターティングメンバー>
GK 1 川田 修平
DF 19 大島 康樹
DF 5 柳 育崇
DF 20 三國 ケネディエブス
MF 17 山本 廉
MF 25 佐藤 祥
MF 14 西谷 優希
MF 10 森 俊貴
FW 11 ジュニーニョ
FW 34 有馬 幸太郎
FW 16 菊池 大介
控えメンバー
GK 15 岡 大生
DF 22 小野寺 健也
MF 13 松岡 瑠夢
MF 23 植田 啓太
MF 37 上田 康太
FW 29 矢野 貴章
FW 32 畑 潤基
▼三國加入でリスタートの迫力が増す
ご覧のとおりの完勝だった。
リスタートから2得点。クリアーカウンターから1得点。守備も堅調だった。栃木がやりたことを90分間完遂し、怒涛の3ゴールで快勝、得失点のマイナス分も大きく減らす、大きな価値のあるゲームだった。
「(菊池)大介のキックが良かった。中に柳、ケネディ、(矢野)貴章がいれば迫力はある」(田坂監督)
明らかにリスタートの脅威が増していた。先週加入したばかりの三國ケネディエブスが即スタメン。そこに菊池の良質のボールが入っていった。
4分のCKでは警戒する相手DFを三國がニアへと釣り出し、背後に柳が飛び込むサインプレーが結実した。
84分のCKも三國の背後で柳が合わせたゴールだった。
4分に先制できたものの、ここ数試合は先制しても勝ち切れない試合が続いていただけに、安心できる材料ではまるでなかった。
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