「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

7月の更新予定。【編集日記】(21.6.28)

こんにちは、鈴木です。

最近、我が家がAmazonPrimeに加入していることに気づきまして(教えてくれ)、だったら映画でも観るかと立て続けに2本ほど観ました。

1本が韓国映画『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』。名優ソン・ガンホの代表作の一つですが、ほのぼのとしたパッケージにつられて、あらすじも読まずに見始めたわけです。確かに最初の30分ほどは市井のタクシードライバーの日常を描くなどほのぼのできたのですが、途中から完全に社会派映画であることに気づかされました。80年代の韓国光州で起きた、暴走した国軍の市民弾圧事件を取り上げた映画だったのです。ただ、堅苦しい表現や描写は一切なく、潜入取材するドイツ人ジャーナリストをお客として乗せたタクシー運転手の目線で少しずつの事件の中枢へと入り込んでいく感覚になれました。面白いですよ。

もう一つは『交渉人』。サミュエル・L・ジャクソンとケビン・スぺイシーのダブル主演の名演が光る名作中の名作。僕はこの映画を折に触れては何度も見ていて、何度も同じシーンを巻き戻しては「このセリフかっけえ……」「ここの言い回しどこかで使えそう……」などと唸っています。展開が速く、観る者を掴んで放さない引力があるので、深夜に見始めてもまったく眠くならず2時間集中できます。おススメです。

最近の若い人たちが映画の2時間の視聴に耐えられない、といった記事を読んだりもするのですが、もったいないなあと思います。だって映画はたった2時間で何らかの刺激を与えてくれるし、2時間では読み切れない小説を読むよりも効率がいいんじゃないかなと。刺激がもらえると心の切り替えになります。栃木SCの成績が出ていない時期にはまさに打ってつけですよ。

 

さて、7月は町田戦、新潟戦、甲府戦と消化すると、約3週間ほど五輪中断期間に入ります。そしてその間に夏の移籍ウインドーが開くことになるので、非常に大事な時期になるのは間違いないでしょう。補強のニュースなどはその都度、しっかり記事にしていこうと思っています。

7月7日(水)には天皇杯3回戦の鹿島アントラーズ戦があります。19年の対戦以来となるリベンジマッチ。場所はカンセキスタジアムとちぎ。2回戦の戦いぶりからして、勝敗はさておき、面白い試合になる予感しかしません。

 

6月に掲載した栃木SC橋本大輔社長のインタビューは大好評でした。事前にインタビューの質問を応募してくださった皆様、本当にありがとうございました。助かりました。また読者参加型インタビューは実施する予定ですので、よろしくお願いします。

ロングインタビューものはできるだけ月1程度の頻度で更新していけたらなと思っています。何か骨太なものをと考えておりますが、ぜひこの人のインタビューが読みたいというリクエストがあれば、以下のメールアドレスまでよろしくお願いします。

tochigi@targma.jp

なお、新加入選手を中心とした「Jリーガーの履歴書」は現在検討中です。

 

毎月のルーティン記事は以下のとおりです。

日曜日 試合当日 速報・監督選手コメント

月曜日 試合レビュー

火曜日 オフ(or何かあれば)

水曜日 練習フォトレポートほかコラムなど

木曜日 練習フォトレポートほかコラムなど

金曜日 コラムなど

土曜日 試合に向けたプレビュー・コメント

毎月の連載はスギ。さんの「カキスギちゃん!」。練習フォトレポートの写真は引き続き稲葉美和さんに撮影をお願いし、毎週100枚以上掲載できるように進めます。

 

それから、栃木フットボールマガジンチャンネル、J論では『J2バスターズ』(次回は23節甲府戦の翌週の回に出演予定)として動画でもぼちぼち発信していますので、こちらもぜひとも。

 

栃木フットボールマガジン 鈴木康浩

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