リーグ最多9つ目のドロー。後半戦で勝ち切るために必要なものは?【J2第21節 FC町田ゼルビア戦レビュー】(21.7.4)
2021明治安田生命J2リーグ第21節
2021年7月3日18時キックオフ 栃木県グリーンスタジアム
入場者数 2,777人
栃木SC 1-1 FC町田ゼルビア
(前半0-1、後半1-0)
得点者:8分 鄭大世(町田)、54分 松本凪生(栃木)
天候 曇り
気温 22.1℃
湿度 90%
ピッチ 良
<スターティングメンバー>
GK 50 オビ パウエル オビンナ
DF 5 柳 育崇
DF 20 三國 ケネディエブス
DF 26 面矢 行斗
MF 2 吉田 将也
MF 25 佐藤 祥
MF 41 松本 凪生
MF 37 上田 康太
FW 16 菊池 大介
FW 32 畑 潤基
FW 10 森 俊貴
控えメンバー
GK 1 川田 修平
DF 22 小野寺 健也
MF 11 ジュニーニョ
MF 13 松岡 瑠夢
MF 14 西谷 優希
FW 19 大島 康樹
FW 29 矢野 貴章
▼失点後からギアが入る展開に
アラートさを欠いた立ち上がりだった。
8分、警戒していた一発の背後へのボールの対応。面矢の反応が遅れ、三國の戻りも遅れた。
町田は今季、先制すると10勝3分無敗。先制されると難しくなる試合だったが、実際、ゲームが難しくなった。
栃木はスタメンを5人変更。矢野は火曜日と水曜日のトレーニングでは別メニュー調整、2連敗していること、ゴールへの道筋の精度を上げること、などが大幅スタメン変更の理由と思われる。
栃木は失点後もややバタつき、プレスも中途半端に空転して背後を突かれると、町田に二度ほど決定機を与えたが、加入後即スタメンを飾ったオビが好セーブを見せるなど何とか1失点で進めていく。
流れが変わり始めたのは20分過ぎだ。松本が振り返る。
「一つひとつの球際の強さだったり、攻守が切り替わったときのスピード感も出てきたり、相手が嫌がることができるようになっていったと思う」
栃木がプレス連動からセカンドボールを前向きに拾って前進する回数が増えていた。
鄭大世が語る町田側の事情も引いておこう。
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