「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

守備を徹底的に締め直し、攻撃には現状を凌駕するパワーを注げ。【J2第23節 ヴァンフォーレ甲府戦プレビュー&コラム】(21.7.16)

前節はアウェイで新潟に0対3、完敗を喫した。降格圏との勝点差はわずかに「3」。守備の締め直しが必要な状況だ。そして今節から豊田陽平と黒﨑隼人の両名が出場可能となる。悪しき流れを食い止める試合にできるか。23節栃木対甲府は栃木県グリーンスタジアムにて17日18時にキックオフを迎える。 

 

PICK UP 希望の星になるか

 

まずは守備の締め直しを

今季も残りは20試合。もう20試合しかない。

栃木は7試合勝ちがなく、5試合連続で失点中。前節新潟戦は03で完敗した。勝点21のまま、順位は17位、降格圏との勝点差は「3」。

もう一度守備を締め直さないといけない局面だ。

前節新潟戦はチームで準備した守備を遂行できず、局面バトルでも劣勢に立たされた。栃木がやるべき守備の最低限が発揮されないとどうしたって苦しい試合になる。

後半から盛り返したが90分間通してあの守備をやらないといけない。失点数は22試合で「29」まで膨れあがった。昨季は42試合で「39」である。売りとすべき堅守はどこにいった。

きっちりと守備をし、その上で良い攻撃に繋げる。守備一辺倒では立ちいかないから、良い守備をして、良い攻撃に繋げる。これはもうずっと変わらない。だが、まずは守備だ。

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