「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

グループに溢れる献身性。ここからより求められるのは勝つためのゴール。【23節までの振り返り ポジション別短評 FW編】(21.8.3)

23節終了時点の各ポジションの選手短評。最後はFW編。

 

※大島康樹選手はサイドバックでの起用が多かったですが、チームにはFW登録されているのでFW編に入れてあります。 

 

▼大島康樹

リーグ戦21試合(うちスタメン15試合 計1444分出場)

 

ドラマや映画で主役の脇で好演して引き立たせる俳優をバイプレーヤーという。

大島康樹は栃木SCのバイプレーヤーだ。昨季に引き続き、様々なポジションをこなしながら試合出場を重ね、今季は人材難に喘いだサイドバックでレギュラーを任される時期も掴んだ。

目の前の相手を捕まえるプレスのアプローチスピードや球際の強度は昨季から取り組み続けているポイント。「チームの練習の取り組んでいたら自然とそうなっていった」。コツコツと努力を重ねられる選手で、新加入の選手たちが栃木スタイルの習得に苦労するなか、大島が頭一つ抜けた。

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