「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

五十嵐理人インタビュー。「僕のスピードはどのチームも嫌がると思う」【トピックス】(21.8.18)

おそらく25節群馬戦にメンバー入りするはずだった五十嵐理人が状態の良さをアピールしている。群馬戦が中止となり、代替で実施した慶応大とのトレーニングマッチではFWとして出場し、持ち前のスピードを見せつけた。

プレスのアプローチスピード、背後へ抜けるランニング、ドリブルの仕掛け、ミドルシュート。さしづめ、それらが五十嵐の武器になるだろうか。

 

――国体のメンバーで試合に出ていたようですが、ここ最近の活動状況は?

5月の終わりぐらいから6月の頭にかけて教育実習があって、その後に戻ってくる予定もありましたが、大学のリーグ戦も始まるタイミングだったのでリーグ戦に出るなどしていました。ただ7月の頭ぐらいに肉離れをしてしまって。それから23週間はプレーできなかったのですが、8月の8日と9日に国体があったので、そこに本調子を持っていけるように合わせて調整していました。その国体の試合が終わって栃木に合流しました」

――国体で点も取っていましたよね?

「そうですね、はい。沖縄戦で1点取りました」

――FWで出ているのですか?

「そうですね。鹿屋のシステムは3-4-3で、僕ともう一人のFW2トップを組んで、パワーと僕のスピードで押し込むという形でFWをやっています」

――教育実習の単位は取れそうですか?

「大丈夫だと思います(笑)。授業もちゃんと出ているので」

――教科は体育?

「はい、保健体育です」

――今は勉学と両立することが第一ですかね?

「そうですね。まだ学生なので、勉強もちゃんとやりつつ、サッカーも頑張ってやっていきたいです」

――先日の慶應大とのトレーニングマッチにも出場しましたが、コンディションは問題ないですか?

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