「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

復帰初陣で”基準”を示した溝渕雄志「俺たちはもっと闘える」【トピックス】(21.8.23)

▼ホームで死に物狂いで闘い、群馬を叩き潰す

前節東京ヴェルディ戦。千葉から復帰後初出場となった溝渕雄志は、僕らが期待している溝渕像をまんま見せてくれた。

「攻守のアップダウン。周りの選手との連携は声を掛け合いながら。それとプレスを断続的にかけること。序盤の2失点は反省しないといけませんが、その後はうまくいった手応えがあります」

クロスからアシストを狙い続けた。納得できる良いボールを何本か蹴れた自負もある。

「僕はこういうボールを蹴るよ、というアピールにはなったと思います。中にはトヨさん、貴章さん、それと右サイドハーフに畑がいることも大きい。彼の主戦場はFWですから、ゴール前に3枚、強さを発揮できる選手たちがいることは、合わせる方も可能性を感じられる」

手応えを掴んだ一方で、ヴェルディ戦後の自身のTwitterに「僕たちはもっとタフにアグレッシブに闘わなければなりません」とも書き込んだ。

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