「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

勝った愛媛戦からさらに前進を。二度目の連勝が懸かる一戦。【J2第28節 レノファ山口戦 プレビュー&コラム】(21.9.4)

前節はアウェイで愛媛に1対0、12試合ぶりとなる勝利を手にした。チームの雰囲気も格段に良くなり、迎えるホームでの山口戦。前回は6節に対峙し、1対0で勝利した相手。厳しい戦いが予想されるが、是が非でも今季二度目の連勝を果たし、上昇気流に乗りたい。第28節栃木対山口は栃木県グリーンスタジアムで5日18時にキックオフを迎える。

 

PICK UP 畑潤基の豪快な一発よ、来い!

 

▼愛媛戦の内容を前進させられるか

前節愛媛戦の勝利から”ほふく前進”でもいいから前に進み、連勝を掴みたい一戦だ。

前節愛媛戦はメンバーをガラリと変えて臨み、チームで準備したことをある程度遂行できた戦いだった。

13試合ぶりに起用された乾を中心にDFラインを強気に押し上げ、コンパクトな陣形を作り、プレスに行くときは行く、行かないときは行かない、というタイミングをチーム一体となって合わせて戦い切った。コンパクトゆえに多発する球際のバトルでバチバチとぶつかり合い、一歩も引かない姿勢を最後まで貫き、1ゴールで押し切った。

「こうすれば勝てるというイメージを持てたことは大きい」(佐藤)

この感覚をもう一歩前進させることが今節のミッションだ。

最後の時間帯に一発背後のボールから何度もピンチを招いたことは守備陣を中心に猛省し、今週は課題を修正しようと準備を進めている。

3連戦の体力的回復も見込める今節、相手の山口はポゼッションしながら一発背後のボールからゴールを陥れられる強みがあるだけに、この手の局面でもチームの前進が見たい。

(残り 2323文字/全文: 2972文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ