「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

松本凪生はハードワークの先にある結果を諦めていない。「何か結果を出してやろうという気持ちしかなかった」【トピックス】(21.10.8)

次節松本戦も、前節大宮戦のように栃木が押し込む時間帯は必ずあると予想される。その中でカギを握るのはボランチが発揮するクオリティだ。ベンチに控える松本凪生は今季、9節新潟戦(△2-2)で森俊貴のヘディングのゴールをクロスからお膳立てしたり、21節町田戦(△1-1)ではペナルティエリア外から強烈なミドルを突き刺したり、飛び道具としての威力を発揮してきた。

今のチームの中で一味違ったものを見せられる選手であることは間違いなく、次節松本戦も密かに期待したい選手のひとりだ。

 

▼「ボランチが結果を出せるチームは強い」

――前節大宮戦は、チームで終始押し込む展開の中で83分にピッチに投入されました。あれだけ引いている相手をどう攻略するのか。ボランチの役割も大きかったと思いますが、イメージは。

「監督からはサイドでクロスを上げているタイミングを逃していて、くどくなっているので、もっとシンプルにクロスを上げてもいいのでは、という指示だったので、そこは意識してプレーしました」

――実際に最後の時間帯は焦った部分もありましたか?

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