「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

前節同様にアグレッシブな姿勢を貫徹し、勝ってJ2残留を決めよ。【J2第41節 ギラヴァンツ北九州戦 プレビュー&コラム】(21.11.27)

前節はホームで金沢に1対0で快勝した。非常にアグレッシブな戦いを貫いたことが功を奏した。勝点を42に上積みし、残りは2試合。今節はアウェイ北九州に乗り込む。勝てば文句なしで残留が決まる一番だ。41節北九州対栃木はミクニワールドスタジアム北九州で28日14時にキックオフを迎える。

 

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▼勝てば残留が決まる一番

前節金沢戦は”腹を括った潔さ”のようなものがプラスに出た。90分間、終始アグレッシブな戦いぶりだった。

「我々がこの2年間で積み上げてきたことを次の試合も出す。それが1番良いパフォーマンスにつながると思っている」(田坂監督)

吹っ切れた前向きな勢いのまま、今節も相手に向かっていく戦いを強調するほうが吉と出そうだ。

前節金沢から奪った勝点3は非常に大きく、佐藤が言うように「ビビるような状況にない」。アグレッシブに試合に入り、粘り強く戦い、どこかで先手を取り、追加点を狙いつつしっかりと勝ち切る。

勝てば自分たちで残留確定を掴み取れる一番だ。2連勝、そしてホームに戻って3連勝締めといきたい。

 

今週のトレーニングを見る限り、チームのテンションは引き続き高い。残留できる可能性は高まったが、「まだ何も決まっていない」と気を引き締めようとする空気がしっかりと漂っていた。

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