「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

田坂栃木のラストマッチ。泥臭く、アグレッシブに、最後まで走り切れ。【J2第42節 FC琉球戦 プレビュー&コラム】(21.12.4)  

前節はアウェイで北九州に2対1で勝ち切り、J2残留を決めた。これで勝点は45となり、最終節のホーム琉球戦に勝利すると13位に浮上できるチャンスが出てきた。そして、1日に今季限りで退任が発表された田坂和昭監督が率いる田坂栃木のラストマッチとなる。アグレッシブさを惜しみなく出し切り、今季を締めくくりたい。42節栃木対琉球は5日13時にカンセキスタジアムとちぎでキックオフを迎える。

 

PICK UP ”栃木らしさ”を作った田坂和昭監督の退任に寄せて

 

▼繋ぐ琉球に真っ向勝負を挑む

最終節琉球戦は、カンセキスタジアムとちぎで13時キックオフとなる。14時ではないので皆さんお間違えないように。

田坂栃木のラストマッチだ。現在2連勝、今季3度目となる3連勝で有終の美を飾れるか。

直近の金沢戦(〇1-0)、北九州戦(〇2-1)は前からアグレッシブに圧力を掛け続け、勝ち切った。最後まで強度が落ちないハイインテンシティな戦いぶりだった。いずれの試合もリスタートからCB勢が強さを発揮して先手を取ったことも含め、栃木らしさが全開だった。

この流れを、最終節も90分間+アディショナルタイムまで完遂すること。今節のミッションはこれに尽きる。

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