「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

さらに勢いを加速させるために手中にしたい”勝点9”。【J2第8節 ツエーゲン金沢戦 プレビュー&コラム】(22.4.2)

前節はアウェイに乗り込んだダービー水戸戦を1対0で勝ち切った。2点目を奪うだけの攻撃回数を確保できなかったのは目下の課題だが、勝負強さを垣間見せたことは前進だろう。今節はホームに金沢を迎え、今季初の3連勝を懸けて戦う。試合はカンセキスタジアムとちぎで14時にキックオフを迎える。

 

PICK UP 状態が上がってきた瀬沼優司がいざ古巣戦に挑む

 

さあ、3連戦の最終戦だ。

栃木は千葉(〇2-1)、水戸(〇1-0)と難敵たちに勝ち切って2連勝中、この3連戦で”勝点9獲得”という目標を掲げる中、ホーム金沢戦で3連勝達成に挑む。

古巣戦を前に、瀬沼優司はチームが前進している感覚をこう表現する。

「開幕から課題が出てくるなか、リスタートの失点もかさんでいましたが、それも徐々になくなってきているし、岩手戦、千葉戦と今度は最後にやられてしまうという課題を露呈しましたが、ゴール前で最後を割らせないための守備も毎日拘ってやってきた中で、それが少しずつ結果に出てきているのだと思います。ただ、細部を突き詰めることに終わりはないし、みんな日々努力をしているし、このチームはもっと良くなるという自信が僕にはあるので、もっと質を高めていきたいと思っています」

前節が終わって3勝2分2敗、5位に浮上したが瀬沼はまったく関係ないと言った。

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