「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

順化し始めたボランチ植田啓太「“目が慣れてきた”というのがあります」【トピックス】(22.4.8)

▼ボランチの仕事とは

前節金沢戦(●0-2)、後半頭から出場した自身のプレーパフォーマンスについて聞くと、次のように整理された答えが返ってきた。

「後半の入りで(森)俊貴君から僕にちょっと浮いたパスが来たのですが、それをうまく収めながらターンしてエメルに縦パスを刺せたシーンがあります。どんな選手でも試合の入りで状態が分かるし、ファーストプレーがうまくいけば落ち着けるもの。良い入り方ができたと思います」

「改善したいのはミドルシュートへの意識です。1本しか打てなかったので、もっと積極的に打っていかないと相手を引き出せないと思いました。それと、縦パスをいかに1トップの選手につけてシャドーの選手が前向きでサポートできるか。あるいは、シャドーの選手にCBWBからボールが入ったときはボランチの選手が前向きにサポートできるだろうし、その前向きのサポートをどれだけ高い位置でできるかが大事。そこは改善していきたいと思います」

前節金沢戦は後半頭から最後までプレーし、今季もっとも長くピッチ上に立った。コンディションや守備強度にはある程度の手応えを掴んでいる。

(残り 1550文字/全文: 2024文字)

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