「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

今の栃木ができることに集中を。首位撃破なるか。【J2第11節 横浜FC戦 プレビュー&コラム】(22.4.22)

前節はホームに熊本を迎えて1対1。連敗を2で止めた。戦績は3勝3分4敗、勝点12で暫定16位につける。今節から怒涛の5連戦が始まるが、その初戦の相手は首位横浜FC。10戦無敗の強敵を迎え撃つホーム戦で、栃木は強みを発揮し、勝機を手繰り寄せられるか。今節はカンセキスタジアムとちぎで16時にキックオフを迎える。

 

PICK UP ポイントは鈴木海音の攻撃参加の回数

 

▼首位を撃破するために必要なことは?

首位横浜FC戦だ。

ポイントは、前節熊本戦(△1-1)の後半のスタンスを貫いて戦えるか否か。強気に、アグレッシブに、プレスを刺し込むような前掛かりな姿勢のまま90分間を戦い切れるか。

相手は開幕から10戦8勝2分、無敗の首位。試合を見れば、戦いぶりが非常に安定している。そして決め切れる選手がいる。時崎監督も横浜FCが首位にいる理由をこう語る。

「流れが相手にあっても点が取れてしまうところですね。質の高いラストパスが入ってきますし、落ち着いて決め切る選手がいる」

FW小川航基は10節終了時点で10得点に到達。前節は仙台に2ゴールを挙げて逆転勝ちに貢献した。5試合連続ゴール中と今J全体でももっとも勢いに乗っている選手といっていい。

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