「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

やはり、先制点を奪って良い流れを作りたい。【J2第15節 ヴァンフォーレ甲府戦 プレビュー&コラム】(22.5.7)

前節はホームで山形と対戦し、1対2で敗戦した。2試合連続となる後半アディショナルタイムの失点で勝点を奪えなかった。この悪しき流れを、連続ホームとなる今節、何としても払しょくしたい。迎える甲府は7位、この5連戦はここまで4戦3勝1敗と上昇気流に乗る難敵だが、チーム一丸で戦い抜きたい。今節はカンセキスタジアムとちぎで16時にキックオフを迎える。

 

PICK UP キレが出てきた宮崎鴻と五十嵐理人のコンビ

 

▼欲しいのは悪しき流れを払拭する先制ゴール

栃木は前節山形戦(●1-2)の翌日を急遽オフにした。

2試合連続でアディショナルタイムに失点して敗れたことを受けて「それぞれが考える時間にする」(時崎監督)ことが一つの理由だ。

オフ明けとなった6日のトレーニングのチームの雰囲気は悪くなく、そこかしこに選手たちの笑顔も見られた。“いっぱく”置いたことは良かったように思える。

例えば、昨季の25節、ホームでダービーで群馬に敗れ(●0-1)、11試合連続未勝利となった翌日のグラウンドの雰囲気を思い起こせば、さすがに重かった。そしてチームは緊急ミーティングを実施したのだった。

あの当時と比べれば全然である。

ゲーム内容自体がポジティブであることも影響はあるだろう。チームでやろうとする大枠はできているが、攻撃も守備も「細部を詰めないと勝点に繋がらない」(佐藤)という状況にある。

(残り 2706文字/全文: 3290文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ