「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

試合は雨中決戦か。求められるのは形にとらわれないゴールと勝点3だ。【J2第16節 FC琉球戦 プレビュー&コラム】(22.5.13)  

前節はホームで甲府と対戦し、主導権を握る時間を確保しながらも決め切れずに0対0。内容は悪くないが、8試合勝利から遠ざかり、流れを変えたい状況だ。今節、乗り込むのはアウェイ沖縄の地。最下位の琉球との戦いに求められるのは勝点3のみだ。今節はタピック県総ひやごんスタジアムで19時にキックオフを迎える。

 

PICK UP 雨中決戦は流れを変えるきっかけになるか

 

▼試合時間は大雨の予報

沖縄はすでに先週の時点で梅雨入りしている。そして、明日は全国的に激しい雨予報が出ている。沖縄の明日19時キックオフ時点の予報は雨で、しかも大きな傘マークが並ぶ。

雨次第になるが、グラウンドコンディションを考慮したサッカーをする必要もあるだろう。栃木も琉球も繋ぐべきは繋ぐサッカーを志向しているが、自陣での短いパスが止まるなどリスキーならば、割り切って蹴る選択もしなければいけない。

ならば、栃木は矢野、琉球は上原慎也をトップに入れたうえでの蹴り合い、前への意識、セカンド勝負、球際の泥臭さ、気持ちの強さ、などが勝負を決めるかもしれない。

栃木としては昨季まで徹底して展開してきたスタイルであり、望むところか。それに相応しいメンバーを組んで戦うのも面白い。すべては天候とグラウンドコンディション次第だが。

 

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