「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

時崎悠監督「僕自身も積み上がった感が琉球戦にはなかったので、次の徳島戦でまた取り戻さなくてはいけないと思っています」【J2第17節 徳島ヴォルティス戦直前コメント】(22.5.20)

■時崎悠監督

――今日の練習ではゴール前でのボールの受け方や走り方、パスの出し方など細かく指示されていました。

「相手を見て判断していく、選択肢を持っていくことが、各自が持たなければいけないと思うのですが、3人目の味方を見る余裕がないなどゴール前で落ち着きがない、あるいは、そこに行くまでに選択肢が持てていないというのが現状としてあります。選手も判断していくためには見る量を増やす必要がありますが、スッと入ってくる選手と、頭がぶつ切りになってしまう選手がいるのが現状です。でも、試合はどんどん進んでいきますし、現状でどうすべきかは今日提示しました。カウンターで仕掛けているシーンやボールを奪うところは高い位置や自陣で多くなっていますが、シュートに行き切るとか、決め切るところの数字が低いと思うので、何か一つ武器というか、栃木の刀のようなものを持たないといけないと思っています」

――前節琉球戦は、得点を奪わないと勝てないという課題がある一方で、肝心要である守備の連動や11人のつながりが薄まってしまったのが一つの流れとしてあったのかなと。

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