「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

アグレッシブに、獰猛に、襲い掛かれ。【J2第17節 徳島ヴォルティス戦 プレビュー&コラム】(22.5.20)

前節はアウェイで琉球と対戦し、0対1。下位同士の戦いで痛恨の敗戦を喫した。今節は2試合連続となるアウェイゲームとなり、徳島の地に乗り込む。相手はJ1からの降格組であり、タフな戦いになるだろう。今節は鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムで14時にキックオフを迎える。

 

PICK UP 3バックか、4バックか

 

▼まずは良い守備を

栃木が攻撃回数を確保するためにまずやるべきは良い守備をすることだ。

前節琉球戦は栃木の生命線である連動したアグレッシブな守備を欠き、ペースを掴めなかった。よって今節は「取り戻さないといけない」(時崎監督)。

山形戦(●1-2)でも、甲府戦(△0-0)でも、前から行くときと行かないときの守備のメリハリを効かせ、ソリッドな守備ができていた。今節の相手は徳島なので、慎重かつ大胆な守備が求められるが、前節失敗をして迎える今節だ、選手たちはしっかりと遂行するに違いない。

引き続いている課題は、いかに得点を奪えるか、に尽きる。現在チームは9試合勝利から遠ざかるが、この9試合のうち先制できたのは10節熊本戦(△1-1、88分に同点ゴールを奪われてドロー)だけ。やはり、先手が奪えないと勝利が見えてこない。7試合ぶりとなる先制ゴールを奪い取り、勝点3奪取の可能性を少しでも広げたい。

ただし、難しいゲームになるだろう。

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