「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

劣勢でも保たれた「前へ」の意識が勝負どころで一刺しを導く。【J2第17節 徳島ヴォルティス戦 レビュー】(22.5.22)

2022明治安田生命J2リーグ第17節

2022年5月20日14時キックオフ 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム

入場者数 4,520人

徳島ヴォルティス 0-1 栃木SC

(前半0-0、後半0-1)

得点者:65分 矢野貴章(栃木)

天候 曇
気温 21.8℃
湿度 40
ピッチ 良

<スターティングメンバー>

GK 1 川田 修平
DF 35 鈴木 海音
DF 16 カルロス グティエレス
DF 15 大谷 尚輝
DF 30 福森 健太
MF 3 黒﨑 隼人
MF 14 谷内田 哲平
MF 4 佐藤 祥
MF 23 植田 啓太
FW 9 瀬沼 優司
FW 29 矢野 貴章
控えメンバー
GK 41 藤田 和輝
DF 20 三國 ケネディエブス
MF 18 大森 渚生
MF 24 神戸 康輔
FW 21 トカチ
FW 27 五十嵐 理人
FW 32 宮崎 鴻

57分 佐藤→神戸
80分 植田→トカチ
80分 瀬沼→五十嵐
90+3分 トカチ→大森

 

▼劣勢の中で光る”ボールを奪ったあとの精度”

前半から相手に押し込まれる苦しい展開だったが、集中が途切れることはなかった。

36分、FW藤尾へ通ったスルーパスはGK川田が飛び出して片足ではじき出した。

「出ろ!」「上げろ!」

この日、苦しい時間帯に必ず聞こえてきたのはGK川田の怒鳴り散らすような声だった。鬼の形相だ。頭部側面をすっきりと剃り上げ、これまでよりも幾分、逞しく見える。

川田とともに、反対サイドからも声を張り上げる男がいた。瀬沼だ。

「徳島さんは力があるし、難しい試合になることはわかっていました。でも経験上わかるんです。サッカーはわからない。『焦れずに耐えるべき我慢すれば絶対にチャンスが来る』と、周りに声をかけていたんです」

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