「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

前節徳島戦で存在感を発揮した植田啓太。あの強烈ミドルは「ボールが(W杯の公式球に)変わってからシュート練習ですごくいい感触があって」【トピックス】(22.5.23)

前節徳島戦ではスタメンとして今季3試合目だったが、シャドーで起用されて存在感を発揮した。ボランチでの経験も活きているという。そして、あの強烈ミドルを振り返ってくれた。

 

■植田啓太

――徳島戦は押されるゲームでしたが、チームでボールを奪ったときのカウンターや運ぶところで関わってチームを助けていました。手応えは。

「僕もこれまでボランチとして試合に出てきましたが、チームが苦しいときにシャドーの選手などが一人で剥がして前に運んでくれると、みんなが前に上がれる時間をつくれるし、すごく楽だと感じていたんです。だから自分がシャドーに入ったからには、徳島さんなのでボールを持たれることも想定していたし、ボールを奪ったときに慌てて後ろ向きになってボールを失わないように、しっかり周りを見て自分一人で前に運んだり、(矢野)貴章さんやセヌさんと協力しながら前で時間がつくれたらと思ってやっていました」

――ボールを奪ったときに身体が後ろ向きになっていると相手のプレッシャーをもろに受けてしまうからそうならないように意識していたと。

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