「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

”優勢な内容”では足りない。【J2第21節 ザスパクサツ群馬戦 レビュー】(22.6.13)

2022明治安田生命J2リーグ第21節

2022年6月21日18時キックオフ 正田醬油スタジアム群馬

入場者数 2,950人

ザスパクサツ群馬 0-0 栃木SC

(前半0-0、後半0-0)

得点者:

天候 晴れ
気温 21.9℃
湿度 40
ピッチ 良

<スターティングメンバー>

GK 1 川田 修平
DF 3 黒﨑 隼人
DF 15 大谷 尚輝
DF 16 カルロス グティエレス
DF 18 大森 渚生
MF 10 森 俊貴
MF 14 谷内田 哲平
MF 24 神戸 康輔
MF 30 福森 健太
FW 29 矢野 貴章
FW 23 植田 啓太
控えメンバー
GK 41 藤田 和輝
DF 22 小野寺 健也
MF 4 佐藤 祥
MF 7 西谷 優希
FW 27 五十嵐 理人
FW 38 小堀 空
FW 9 瀬沼 優司

66分 神戸→佐藤
66分 植田→西谷
76分 森→五十嵐
80分 矢野→瀬沼
80分 谷内田→小堀

 

▼前半はビッグチャンスを掴むも決め切れず

判定があるのならば三者とも栃木というゲームだったが、残念ながら判定はない。ゴールは生まれずに勝点1どまりとなった。

似た者同士というゲームだった。

互いにハイプレスを仕掛け、長いボールを蹴らせて回収し、速い攻めからチャンスを狙う。

ハイプレスを仕掛けられた側は、無理に下で繋ぐことよりも、背後を狙うことに重心を置いていたので、自ずと中盤に落ちるセカンドボール勝負となった。そして、その勝負は五分五分だった。

互いに連敗している同士、セカンドボール勝負の球際には90分間を通じて意地が見えた。その一点で絶対に負けない。ゲームは自ずと一進一退になった。

 

群馬はビルドアップの際、いつもの試合のとおり、左SBが高い位置を取ることで3-4-2-1へと可変。同システムの栃木とはミラーゲーム化した。守るときは4-4-2だったが。

(残り 3397文字/全文: 4161文字)

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