前節は千金アシスト。大島康樹はいつでも準備OK。「しっかりと練習して、しっかりと生活して、良い準備して、それでダメだったらしょうがないですよ」【トピックス】(22.7.4)
いつ試合に出るかわからない。どのポジションで出るかわからない。それでも大島康樹は期待に応える。天皇杯マリノス戦もよかった。前節山形戦は途中出場から千金アシストを決めた。今年もあらゆるポジションで重宝される男、一家に一台、大島康樹だ。
▼マリノス戦、山形戦と良いパフォーマンス
――前節山形戦は72分から投入されて2点目のアシストで貢献しました。
「(鈴木)海音が良い形でインターセプトしたときに僕の前にスペースがあったのでしっかり走って、あのクロスは人を狙ったというよりはGKとDFラインの間に入れることを意識して入れて、入ってくれ! という感じでした」
――天皇杯横浜F・マリノス戦では左ウイングバックのスタメンとして水沼宏太選手をうまく抑えていましたね。
「そうですね。マリノスの試合は普段からよく見ているし、試合前にしっかり研究もしたし、うまく対応できました。前半は左ウイングバックに入って水沼選手と対峙したのですが、水沼選手は間合いを空けてしまうとクロスから決定的な仕事をされてしまうので、しっかりと間合いを詰めることは意識していました。後半は右ウイングバックに入ったので樺山選手と対峙しましたが、彼はドリブルがうまいのでドリブルのコースを読みながらうまく対応できたと思います」
――相変わらず右サイドでも左サイドでもどこでもって感じですね。
「でも、まだ全然足りないですよ。特に攻撃の部分では5バックのウイングバックには個人でクロスを上げ切ってしまうプレーがやっぱり大事だと思うので、そこはもっともっとやらないといけない。ただ、どこのポジションで起用されても全然やれる、というちょっとした自信はあります」
――前節山形戦は右シャドーで起用されましたからね。
「シャドーで起用されるのは今季初めてだったんですよ」
――え、そうでしたか。もう何回もやっているものかと。
「練習試合でもシャドーで起用されることはなかったので、久しぶりでしたね。ウイングバックで出場するものだと思って準備していたんですけどね。だとしても、あのポジションでやれることはもっとありますし、最後の時間帯は押し込まれていたので、マイボールになったときにキープしてもっと時間を作ってあげるとか、できることはあったかなと思います」
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