「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

原点回帰。良い守備から良い攻撃を。【J2第31節 アルビレックス新潟戦 プレビュー&コラム】(22.8.13)

前節はアウェイでロアッソ熊本に0対2、完敗だった。途中から守備連動を欠いた戦いで、締め直しが必要な状況だ。今節はホームに2位アルビレックス新潟を迎えるが、前節の熊本同様、ボール保持力に長ける相手であり、前節の反省を活かすことがそのまま新潟対策となる。連敗を阻止し、3試合ぶり勝利を掴めるか。今節はカンセキスタジアムとちぎで18時にキックオフを迎える。

 

PICK UP 組み合わせの再考はいかに

 

▼栃木らしい守備をもう一度

前節熊本戦(●0-2)は完敗だった。相手もうまかったが、こちらにあった問題点は、途中から守備が連動できなかったことにある。栃木の生命線である。それを機能させずに栃木に勝機はなしだ。

前節熊本戦の試合直後に選手たちは本来自分たちがやるべき守備の正解を語っていた。

曰く、コンパクトなければいけない、曰く、中央を閉じてサイドに追い込まなければいけない――。

気象条件、相手のうまさ、先に失点してしまった焦り、その場合の意思統一の難しさ。本来やるべき守備ができなかった要因は様々あるだろうが、一度立ち戻ろうというのが選手たちの総意だ。

「熊本に負けたことで『自分たちのサッカーをもう一度見つめ直さないといけない』という試合になったし、これが気を引き締めるきっかけになると思います」(西谷優希)

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