【無料記事/福田悠の浦研・裏大原】寿司王子・武藤の好きなネタ(2015/7/1)

6/26(金) 午後15時練習開始。

既に1stステージ優勝が決まってはいるが、緊張感が緩んだ雰囲気はなく、約1時間集中して汗を流した。15時半頃にミニゲームが始まった途端、雨が急激に強くなったが、厳しいコンディションの中でもタッチミスは少なく、ほとんどの選手が終始質の高いプレーを見せた。

荒天だったためこの日の取材対応は選手がシャワーを浴びた後に行われた。決して緊張感が緩んでいるわけではないが、ひとまずステージ優勝が決まっていることもあり、選手たちは比較的リラックスした様子で記者団の質問に答えていた。

浦和の寿司王子こと武藤雄樹は記者から好きな寿司ネタを尋ねられると「まずはサーモン!」と即答。「これ絶対使わないですよね!?」と言いつつも「中トロ、大トロ、ウニ」と続けた。「好きなものから食べるタイプ」なのだそうだ。サッカーと関係ない他愛もない会話ではあるが、そのあとに「明日はホームですからね。サポーターの皆さんがまたスタジアムを埋めてくれると思うので、必ず勝ちたいですね。自分が点を取って勝利を届けたいです」と語り、翌日実際に2ゴールを奪って見せた。また、5/10(日)に行われたアウェイの仙台戦から歌われているチャントについて聞かれると、「やっぱり嬉しかったですね。新加入の選手はなかなか作ってもらえないと聞いていたので、少しは認めてもらえたのかなとも思いました。ただ、活躍しないとあまり歌ってもらえないとも聞いているので、たくさん歌ってもらえるように頑張りたいですね」と決意を語った。

今シーズンここまで圧巻のパフォーマンスを披露し、新生ハリルジャパンにおいても存在感を増しつつある槙野は、今年のチームの状態の良さを次のように語った。「今のウチは良い結果が出ている中でも良い緊張感を保てている。まずは明日しっかり勝って締めくくりたいです。今は良い守備ができていて、その結果それが良い攻撃にも繋がっていると思うので、そこはしっかり続けていきたい。あと今年は先制されても崩れずに、落ち着いてプラン通りのゲームができているのも強みですね。そういったバランスの良さ、うまくいかなくても我慢できるという部分は、今となってはストロングポイントでもあると思うので。ふんどしの話も出てましたけど、改めて締め直して明日の試合に臨みたいと思います」

コメントの最後にきっちりとオチをつけるあたりはさすがのひと言である。

7/1(水)からは2ndステージへ向け、練習が再開される。長年の悲願である年間優勝を達成するため、選手たちには今の好調を是非維持してもらいたい。

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