[無料記事]2016Jリーグファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦[駒井善成、伊藤涼太郎、李忠成][選手コメント]
○駒井善成
「今日は、アシストはしていないですけど、組み立ての部分とか、そこから点が入ったところ、右サイドから崩せたところもありましたから、それはとても嬉しかったです。今後は自分がしっかりアシストや得点をしていければと思います。京都時代からゴール前までは行けていたんですけども、最後のフィニッシュの部分、アシストの部分には課題があると思っていました。そこをできるかどうかで、さらに上へ行けるかどうかが決まるので、それを突き詰めていきたいです。
チームメイトにも認めてもらうために、この試合は長い時間出られたらいいと思っていました。40分くらいでしたが、やはりチームメイトに認められないとボールが来ないと思いますし、信頼も得られないと思うので、今日はまだまだ改善の余地がありますけども、少しだけプレーはできたかなと。今後も努力を怠らないようにしたいと思います」
Q ピッチに立ってプレーをした瞬間に、サポーターから大きな歓声もあがりました。
「本当に浦和レッズのサポーターは、このようなところで後押しを感じる声援をしてくれ、それは本当にありがたいことですし、僕はその期待に何とか応えたいと思っていました。まだまだゴールやアシストなど、勝利に結びつくプレーで応えたいと思っています」
Q 質問内容不明
「それが自分のストロングポイントだと思うし、それを望まれてサイドでプレーさせてもらったと思うので、サイドでは負けたくないですし、今後も絶対抜いてやるという自信を持って臨みたいと思います」
Q 武藤選手のゴールに至るシーンでは、右サイドでかなりの人数が絡んで崩していきましたが。
「良い形でモリくん(森脇良太)が入ってきて、僕がインサイドへ入ってローリングできて、陽介さんが絡んで、その流れに僕も入れて慎三さんへパスワークできました。皆のレベルが高いから、凄くプレーしやすかったですね」
○伊藤涼太郎
Q デビュー戦はボランチとしての途中出場になりました。
「ボランチで出るとは思っていなかったんですけども、練習でもボランチで使ってもらっていたので。デビュー戦だったので緊張していたのですが、監督から『自分のプレーをしろ』と言われていたので、どこのポジションで出ても自分のプレーをするだけだと思ってピッチに立ちました」
Q 最初のプレーでうまくボールタッチできましたね。
「槙野さんから最初にパスを受けて、真ん中の危ない位置でボールを受けたのですが、それはうまくかわしていくことができました。でも、次のプレーは相手が来ていたことに気づかずにドリブルしてしまったので課題です。でもデビュー戦で緊張したんですけども。すごく楽しくプレーできました」
Q これまでもベンチ入りはありましたが、なかなか試合出場ができませんでした。今回、出場できたのは、どんな思いでしょうか。
「今日という日が僕にとって特別な日になりました。今日こそはデビューしてやろうと思っていて、点差が開いた時は自分の出番が来るんじゃないかとワクワクしていて、準備はしていました」
Q 以前、『何万人もの観衆の前でプレーをしたことがないから楽しみ』とおっしゃっていました。
「アップしている時にスタンドを見渡したら、サポーターの皆さんがすごい詰めかけていて、ゴール裏のビジョンを見たら4万2千人以上が入っているという数字が見えて、自分もここでしっかりプレーしようと思ったんですけども、思うようにいかなくて…。でも、デビューできたので監督に感謝していますし、次は結果という形で残したいと思います」
Q 試合に出たら、何かインパクトを残したいとおっしゃっていましたが、自己評価は?
「僕と同年代の他の選手はすでにデビューしていましたから、ゴールを奪って他の選手との違いを見せたかったですけども、それができずにうまく自分のプレーを出せなかったんですけども、プロのピッチに立てたのは良かったですし、次への経験になったと思います。だから今日試合に出られたことは、無駄にはならないと思います。また良い準備をしていきたいです」
Q 練習試合ですでにJ1のFC東京と対戦し、今回は本番のゲームでJ1の名古屋と戦いました。
「FC東京戦とは違って、今回は4万人以上ものサポーターの前でプレーして、サポーターの方々はお金を払ってここに来ているわけで、自分もサッカーをしてお金を貰う立場で、ワンプレー、ワンプレーに責任感もありました。デビューは嬉しかったのですが、自分のプレーを見直すとまだまだなので、次の試合では良い形で結果を残したいです」
Q 緊張は最初だけだったのか、それとも試合中に解けたのか。
「正直、最後まで緊張していました。試合が終わっても足が震えていたので。自分はそれほど緊張するタイプではないと思っていたんですけども、プロのピッチは特別なものでした。でも、緊張していても楽しかったのは確かです。ボールも触りたかったですし、点を獲ってやるという気持ちが強くて、ゴール前にスプリントしたりもしました。その面での緊張感はなかったですね。スコア的にも余裕があったので、前に上がっても大丈夫かなと。カウンター気味になった時は阿部さんから『行け!』と言われていましたしね」
Q 青木選手が交代出場してからはボランチからシャドーのポジションに代わった?
「そうですね。シャドーに行けというアドバイスがありました。どこのポジションでも自分のプレーをするだけだったのですが、それができなかったですね」
Q 関根選手への惜しいフィードもありました。
「ボランチは展開を求められていますし、練習でもこのポジションで使われることが多いんですけども、サイドへの展開は監督が評価してくれる部分でもあります。ボールを受けたら近いところよりも遠いところを見ることを意識していたので、あのシーンではパスが繋がらなかったんですが、一応その狙いは見えていました」
Q デビューは早かった? 遅かった?
「正直遅かったという思いもありますけども、デビューするのが当たり前ではないので、使ってくださった監督に感謝したいです」
Q ホームでデビューを飾れた点は?
「アウェーでデビューするよりも、埼スタでデビューしたい気持ちがあったので、とても嬉しいです」
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