【島崎英純】2016ACLラウンド16・FCソウル戦第2戦プレビュー
引き分け以上で準々決勝進出が決まる
AFCアジア・チャンピオンズリーグ・ノックアウトステージ・ラウンド16、浦和レッズvsFCソウルのファーストレグの結果は、1ー0でホームの浦和が勝利し、FCソウルにアウェーゴールを与えなかった浦和は有利な状況で敵地の韓国・ソウルへ乗り込むこととなった。
FCソウルは昨季Kリーグ2位で、今季は首位を走る強豪だ。崔龍洙監督に率いられたチームは個人能力の高い選手が統率された組織力を駆使して戦う。基本システムは3ー1ー4ー2という特殊なもので、3バック、アンカー、サイドアタッカー、2シャドー、2トップのユニットが局面によって可変していく形は浦和の3ー4ー2ー1システムと相似性がある。ただアンカーや2トップなどの役割は明確にミハイロ・ペトロヴィッチ監督の戦術と異なる部分があり、浦和とFCソウルはミスマッチが発生しやすい組み合わせだ。
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