【無料掲載】2016Jリーグ２ndステージ第３節・ベガルタ仙台戦［興梠慎三］［選手コメント］
○興梠慎三
「試合を通して１本もシュートを打てていなかったので、チャンスが来たら絶対に決めてやろうと思っていて、（柏木）陽介から良いボールが来たので、シュートは、ああいう形になったらGKが出てくるだろうなと思ったので、頭の上を狙いました」
Q 前節も同じようなシーンがありました。
「良いイメージだったので、あれがあったから今日も打てたのかなと思います。仙台とは打ち合いになって、なかなか勝てない試合になりますけども、今日は頑張って身体を張ってくれて失点を抑えてくれたので、どうにかしてひとつのチャンスをモノにできればと思っていました。最後の最後ですけども、決められて良かったと思います」
Q 興梠選手は仙台に相性が良いように思うのですが。
「個人的に良いプレーはできていないですけども、点は取れています。ディフェンス陣がしっかり守る。そしてFW陣が点を取ることができているので、それがチームに良い影響を与えていると思います」
Q 前線の３人の連係も良いように見えます。
「結果としてシュートに行けていなかったので、良い形でできたとしても最後にシュートを打たなきゃいけないし、結果に結びつかなきゃいけない。最後の精度を上げていきたいです」
Q なかなかシュートまで行けない理由は？
「もちろん相手も最後、足を出しているところもあるし、少しの動き出し、パスの選択肢などもあると思う」
Q 次はダービーですが。
「個人的にはリオに行く最後の試合なので、またゴールという形で勝ち点３を取りたいですし、ダービーはサポーターにとっても勝ってほしい一戦だと思うので、その期待に応えたいなと思います」
Q （質問内容不明）
「前半に一回、出し手の陽介と動き出しが合わずに、ふたりで揉めたシーンがあるんですけども、その時に『ひとつ溜めるんだったら裏へ出して来い』と。アイツ、結構溜めるんで。それを言ったんですけども、それで（ゴールシーンでは）一個溜めて裏へ出す良い形でのゴールになりました。イメージ通り。そこしかないと思いました」
Q 相手DFも釣られていたように見えました。
「あれは、俺が足下でボールをもらう振りをしたので、それに釣られて前に出てきたんで、その瞬間に裏を取った。陽介が一個溜めたので、決まったかなと思いました」
Q 柏木選手は前節オフサイドを取られたので、今回もギリギリだったかもしれないと語っていました。
「そうですね。ただ、走っている瞬間に旗が上がっていない気配がしたので、見てはいないですけども、会場のざわつきとかで分かるから、その感じで旗は上がってないなと。それよりもGKが出てきたのが見えたから、レイソル戦みたいに浮かせてみようかなと。完璧だったと思います」
Q シュートが打てない中で、あのゴールを狙っていたのはストライカーらしいと思いますが。
「ストライカーは結果が出れば、１本のチャンスを決めればいい。内容が悪くても良いと思われがちだけど、僕は自分のことをストライカーだと思っていなくて、どちらかというと内容の方を重視するので、もうちょっとだったかなと思います。ただ向こうが、（自分が）仙台キラーとか言われているから、僕に厳しく来たのかも。なかなかちょっと、思い通りのプレーはさせてもらえませんでした」
Q （質問内容不明）
「仙台は普通にやれば勝てる相手なので、そんなに苦手意識は、深く考えなくてもいいと思うし、レッズらしいサッカーができれば勝てると思ったので、レッズらしいサッカーは今日、できなかったかもしれませんけども、こうやってディフェンスが頑張って、最後の最後にFW陣が点を取る、しかも内容が悪くても勝つというのは本当に強いチームかなと」
Q これで置き土産というか、良い形でリオへ行けそうか。
「まあ５連敗してリオへ行くより、５連勝して行くほうが自分としても気持ち良いので、自分のコンディションももう少し上げなきゃいけないし、チームの為に頑張りたい。最後、大宮戦なんで、気持良く勝って行きたいと思います」
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