【無料掲載】急激に冷え込んだ気候の中で…【大原レポート】

準備は万端

浦和レッズはJリーグ2ndステージ第17節・横浜F・マリノス戦を明日に控え、大原グラウンドで1330分から最終のトレーニングを実施した。

この日の埼玉県地方は急激に冷え込んだ。選手たちも厚手のジャージや丈の長いパンツを着込んでトレーニングを開始。それでも精力的な動きは相変わらずで、これまでどおりのリラックスした雰囲気の中で着々と準備を整えていた。

ただ、鳥かご、パスワークの後に実施されたミニゲームでは選手たちの表情が引き締まった。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督は対横浜戦を見据えてゲーム開始前に身振り手振りで指導を施し、控え組を横浜に見立てたシステムにして実戦メニューをこなした。ゲームでの選手たちのモチベーションは高く、局面での激しいバトルによって青木拓矢が足を痛めて一旦ピッチに出るシーンもあった。そしてラストゴールの掛け声が響いてからは一層守備強度が上がって、約5分間連続したプレーが続いた。最後は柏木陽介がGK西川周作の牙城を破ってゴールを決めて練習が終了。充実感に包まれた選手たちの顔が、この日の練習内容の高さを物語っているようだった。

明日のJリーグ2ndステージ最終節はすでに前売りチケットが完売し、埼玉スタジアム2002が久しぶりにフルハウスとなる。すでにステージ優勝を決めている浦和は横浜を下して年間首位によるチャンピオンシップ・トップシード、シーズン最多勝ち点記録(勝利によって76になる)などの成果を求める戦いへ臨む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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