【無料掲載】11/22 浦和レッズ vs 明治大学トレーニングマッチ[武藤雄樹選手のコメント]

○武藤雄樹
ゴールを決めると自信につながりますし、チャンピオンシップに向けて、決められないよりは決めた方がいい気持ちで臨めるので、相手のレベルはありますけど、まあよかったんじゃないかなと。あとは内容をもっとよくすべきだったなと思いますけど、もう練習試合はないので今日出た反省を1週間しっかり取り組んで、最高の状態で臨みたいです。

Q 内容については?
あまりにもミスが多かったですし、ちょっと後半はバックパスが多かったり、ミスが多かったり、なかなかチーム全体で前に進めなかったので。前半に3点を取って、みんなちょっと緩んじゃったのかなと思いますけど、ミシャは後半もしっかりチャンピオンシップのつもりで戦えと言っていました。そう言われた中で、後半の出来はいいものではまったくなかったと思います。

Q 疲れもあった?
いや、そんなたいした疲れはないと思います。気持ちの問題じゃないですかね。もっとしっかりみんなが走ろうと思えば、内容をもっとよくできたと思いますし、なかなか練習試合で難しいかもしれませんけど、もうちょっとやれたと思います。

Q 2つの得点を振り返ると?
1点目は一対一だったので。今年始めには、ああやって個人でもっていってゴールを決めたいと言っていて、なかなか公式戦で出せなかったんですけど、ああやっていいイメージのゴールができて、チャンピオンシップでもああいうゴールを決められればチームにとって大きいと思いますし、僕もああいうゴールを決めれば、相手も嫌だと思うので、幅を広げるためにも、いいイメージをもって狙っていきたい。2点目は陽介さんのパスが素晴らしかったので、決めるだけでした。

Q 柏木選手がシャドーだったが、一緒のプレーする立場として感じることは?
距離感がすごくよくなるので、柏木さんにボールが入った時にコンビネーションが多く出ますし、スルーパスもたくさんいいボールが出てくるので。陽介さんが持った時に、僕と慎三さんがずーっと裏を狙っちゃうので、そこは修正が必要かと思いますけど(笑)。あの前の位置でパスが出てくると、チャンスはすごく増えると思います。

Q 狙いすぎた?
リズムが出ないからこそというのもあったんですけど、出ないからこそボールが来た時に全部狙っちゃうというのがあったので、もったいない部分も多かったです。ただ、陽介さんに入ると、ボールが出てくるので、つい狙いたくなるというか(笑)。そこは試合の状況を見ながらやらないといけないし、僕が慎三さんをしっかり見て、お互いにいい動きができれば。相手にとって、柏木さんのシャドーは嫌だと思います。

Q 李、興梠選手と組む時は武藤選手が中盤に落ちてゲームを組み立てるが、今日の形だとFWのようにプレーできる?
陽介さんがボールを引き出す回数は多くなりますし、その分、僕が前にいって、なるべく慎三さんが孤立しないようにやっていかないといけないと思います。李さんと組む時よりも、自分の立ち位置は変わると思いますけど、その時その時の選手によって、みんなの生かし方があるので、どうなったとしても問題なくやれると思います。

Q ゴールへの意識も柏木選手がシャドーに入ることで増す?
いや、ゴールへの意識は常に同じですけど、ただ立ち位置の問題です。李選手が前にいて、僕が下がっても、そこからゴール前まで走っていけるというのは自分の特徴だと思っているので、それはそれで問題ないですし、陽介さんが持てば裏を狙う回数が増えると思うので、ちょっとした違いなのかなと思います。

Q キャンプから狙っていたという形と、得意としている合わせる形の両方が出たのはいいことだったのでは?
常に練習試合でもそういう意識、イメージを持ちながらやっていますし、あのドリブルがJで通用するかわかりませんけど、積極的に狙いにいきたいといういいイメージはできました。

Q 明治大学のように相手がラインを高くして、ハイプレスをかけてくることはリーグ戦であまりないと思うが?
相手もプレスをかけて、センターバックが「相手動けてねぇぞ!」って言っていたので(笑)。「やばい、バレてる」って(笑)。そんなことを言わせてしまったのは、よっぽど自分たちが悪いんだなって。相手は勢いづいていたので、そこは反省しないといけないなと思いました。

Q 点を取って勝利しつつ、課題も出たのはいいことでは?
今日は一番完璧な出来ではなかったと思いますし、それによってまた来週からの練習をひきしめていかないといけないようになると思います。明日、相手が決まると選手のモチベーションもどんどん上がっていくと思うので、いい状態にもっていけると思っています。

Q シーズン終盤にルヴァンカップ優勝、セカンドステージ制覇、年間勝点1位といろいろあった中でチャンピオンシップに向けた気持ちは?
今年はしっかりタイトルであったり、年間1位の目標を達成してきたことで、みんなの中に自信は絶対にあると思うので、いつもどおりのサッカーがしっかりできると思いますし、慌てずにやれば勝てるという自信がこのチームにはあるので、クラブワールドカップに行きたいという強い思いもありますし、チャンピオンシップは必ず勝ちたい。

Q 去年とルールが変わって、年間勝点1位に少しアドバンテージがあるが、それを踏まえると?
あまり気にするのもよくないなと思います。前に話した時に、森脇さん、全然ルールを理解していなかったので(笑)。そんなことを考えずに、いつもどおり、浦和らしく攻守において積極的なサッカーを進めるのがいいと思います。まずはそういう計算ではなくて、勝ちにいくのが大事だと思います。ただ、みんなちゃんとルールは確認した方がいいです(笑)。説明会があるのかわかりませんが、なかなか発表されている感がないじゃないですか。またPKになったらな、と僕も少し前に思っていたら、最近ニュースを見て、今年はそうなんだなって。

Q 去年の浦和の残念な結果から変わったが?
それはないな、というのなら、このルールがおかしいんですけど(笑)。まあ、勝ちにいきます(笑)。

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