適切な選手の判断と、光り輝く柏木の働き【島崎英純】2016明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ第1戦・鹿島アントラーズ戦レビュー

ブラジル1部リーグに所属し、コパ・スダメリカーナ決勝に臨むためにコロンビア・メデジンに移動中だったシャペコエンセの監督、選手、チームスタッフ、同行メディア、乗組員らを乗せたチャーター機がコロンビア・メデジン近郊の山岳地帯に墜落。現地当局は75人が死亡、6人が生存していると発表しました(その後、死亡者71人、生存者6人に訂正)。シェペコエンセにはヴィッセル神戸で監督を務めたカイオ・ジュニオール、ウィリアン・チエゴ(京都)、クレーベル・サンタナ(柏)、アルトゥール・マイア(川崎)、ケンペス(C大阪、千葉)と、過去にJリーグクラブに在籍した監督、選手が所属し、彼らの搭乗が確認され、死去の報せも届いています。サッカーファミリーの一員として、私もこの事故に大変心を痛めています。今は、亡くなられた方々に心からのご冥福をお祈り致します。

 

■無失点が至上命令

 

『鹿島に得点を与えない』。これが浦和レッズに課せられた至上命令だった。

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