【無料掲載】2017AFCチャンピオンズリーググループステージ第1節・ウエスタン・シドニー・ワンダラーズ戦[ミハイロ・ペトロヴィッチ監督、李忠成] [記者会見]

Q 後半に4得点を決めたが、ハーフタイムに何か指示を?
ペトロヴィッチ監督

「前半は主導権を握る中でチャンスはありましたけど、なかなか得点できませんでした。特にサイドからの攻撃が非常に回数多くできていたと思いますし、決定機になりそうなシーンもそれ以外にあったと思いますが、ラストパスやシュートの精度が欠けていたと思います。主導権を握りながら0−0という展開は落ち着けるものではありませんでした。相手は強いチームですし、どうなるかわからない展開の中でしたが、どうにか先制点を取ることができました。先制点を取ることによって相手は攻撃的に、前に出てこなければならなくなり、そのことによって我々はボールを奪ってから攻めるスペースが生まれました。その中で2点目、3点目、4点目を奪うことができたと思います。スコアだけを見れば、我々が余裕で勝利したように見えますが、決してそんなゲームではなかったと思いますし、非常に緊張感のあるゲームだったと思います。最終的に、試合全体を見渡せば我々が勝利に値するゲームができていた、そういうゲームだったと思います」

Q シドニーのスタメンがシドニーダービーから6人変わっていたが、それについては?
ペトロヴィッチ監督

「私は世界中の主要国のリーグを常に見ていますが、あれほど素晴らしいダービーというのはなかなか見れるものではないと思います。イタリアではローマダービー、あるいはミラノダービー、それに匹敵するくらいの素晴らしいダービーだったと思います。これがオーストラリアのリーグのダービーだと知らなければ、あれはプレミアリーグのダービーだと思うくらい素晴らしいものでした

相手の監督のポポビッチさんは素晴らしい監督だと思っていますし、その監督が今日のゲームで6人のスタメンを変えたのには何かしらの理由があると思っています。ケガ人、ダービーの疲労か、何かしらの原因があったんだと思います。ただ、私のサイドではチーム内のことはわかりませんので、その質問はポポビッチさんに聞いた方がいいと思います」

Q 李選手に。前半と後半で役割を変えたことは? またACL初戦を勝てたことについては?

「最後のところですごく丁寧のぷれーすることができれば得点することはできると思っていましたし、アシストにしてもシュートにしても丁寧に仕事をした結果、得点につながったと思います。

ACL初戦はチームの1年間のスケジュールが変わってくる試合だと思うので、絶対に落としたくなかったし、この記者会見に出席することを目標に試合に臨んでいたので、ヒーローになれたことはとてもよかったと思います。2011年のアジアカップでボレーシュートを(決勝の)オーストラリア戦で決めたように、今日もこのオーストラリアの地でボレーシュートでゴールを決められたことはとてもうれしく思います」

ペトロヴィッチ監督

「ウェスタン・シドニーとポポビッチ監督については、私自身、非常にシンパシーの持てる素晴らしいクラブ、監督だと思っています。今日は不運だったと思いますが、次のゲームでウェスタン・シドニーがいい内容、いい結果を出せるよう心より願っています。私はすごくオーストラリアが好きです」

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