AFCアジア・チャンピオンズリーグ・グループステージ第4節・上海上港戦プレビュー

大勝後も慢心は見られない

Jリーグ第6節・ベガルタ仙台戦は浦和レッズの大勝だった。ラファエル・シルバが負傷欠場する中、前線トライアングル・興梠慎三、武藤雄樹、李忠成の攻撃力が爆発。興梠がハットトリックを決めれば、武藤が強烈なミドルシュートを突き刺し、李もカウンターから相手GKの股を抜いてゴールゲット。最後は司令塔の柏木陽介が菊池大介のアシストを受けてヘディングシュートをねじ込んで、総計7点のゴールショーを締めくくった。

大勝後に油断が生じるのはスポーツの世界の常だが、今の浦和に慢心は見られない。厚い選手層の中でチーム内競争が勃発し、選手たちは少しでも気を抜けば試合出場を果たせない。前述した興梠、武藤、李は幾多の試合経験から培ったベストトリオのはずだが、ラファエルの加入で彼らの座も安泰ではなくなった。

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