【無料掲載】2017AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節・ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦[ミハイロ・ペトロヴィッチ監督][記者会見]

○ミハイロ・ペトロヴィッチ監督
前半は立ち上がりから非常にアグレッシブに入れたと思います。前からアグレッシブにプレッシャーをかける中で、相手にゲームを作らせるような展開にほとんどなりませんでした。その中で、3点をリードすることができました。

後半に入って、選手たちは若干飛ばしすぎていたのか、途中から疲れが見え始め、相手チームに何回か危険なシーンを作らせてしまいました。ただ、守備の方は運動量が落ちる中で、特に中盤のところを相手に使われる展開が続いてしまいました。ただ、相手にチャンスを作られるシーンはあったんですが、ボールを奪ったところでは、常に相手の背後へ非常に危険な攻撃を続けて仕掛けることができたと思っています。その中で、最終的に6-1で勝利できて、その結果に関してはすばらしいものだと思います。ただ、いくつかの点に関しては修正点もあった、そういったゲームだったと思っています。

Q これでベスト16進出が決まったが、今の率直な気持ちは?
まず、我々の目標としていたグループステージ突破を決められたことはよかったと思います。ACLだけでなく、リーグ戦、カップ戦を含めて、我々は常に一番高いところに登り詰めるという目標に向かってやっていて、その第一歩を踏み出せたことは非常にいいことだと思います。

今日、我々は大差をつけて勝利できましたけど、そのことやグループステージ突破ができたことに関して、浮かれてはいけないでしょう。今日、うまくいったからといって、また明日もうまくいくという保証はどこにもありません。それがサッカーの世界であり、いい結果に対して浮かれることなく、次の目標に向かって進んでいかなければいけない。徐々に気温も上がってきましたし、その中で連戦も続いていきます。これから自分たちがどのように厳しい条件下の中で戦っていくか、それを常に考え、戦っていかなければいけません。

我々のグループはACLのグループの中でも、今でこそポイント差はつきましたけど、私は各チームの力が拮抗したグループだと思っています。我々はリーグと並行しながら1試合1試合戦い、積み上げてきた結果が今です。だからこそ、これからも我々チームは目の前の相手を100パーセントで倒しにいくというスタンスで、これからもやっていかなければいけないと思います。

駒井は、今日は本当によく戦ってくれたと思います。京都時代から、今出しているものを持っていましたが、京都時代はどちらかというと、頭で考えてプレーするよりも感情を表に出して戦うタイプの選手でした。今は両方を兼ね備えながら、非常によく戦っています。将来は日の丸のステージも近いかもしれませんね。

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