【サッカー人気4位】リスクとチャレンジのバランスが良化。ホ…

【無料掲載】2017明治安田生命J1リーグ第10節・鹿島アントラーズ戦[ミハイロ・ペトロヴィッチ監督][記者会見]

○ミハイロ・ペトロヴィッチ監督
6万近くの観客の中、ホームで敗れれば、もちろん非常に痛い敗戦ではあります。試合を通して8割くらいは相手コートでゲームは進んだと思いますが、鹿島戦はああいった不運な形で先に失点していまうと、その後の展開は簡単ではありません。ただ、決して悪い戦いではなかったと思っていますし、チャンスもいくつかあったと思いますし、もう少し判断、精度がよければ決定機につながったというシーンも作れていました。選手たちは厳しい状況でも最後までしっかりと戦った、そこは評価していいと思っています。サッカーなのでこういう試合もあると思います。選手たちは最後まで勝利を目指して戦い、走り、戦う姿勢を見せることはできたと思います。

この3週間くらい、常に連戦を戦ってきてトレーニングらしいトレーニングを積めていないことも、得点に結びつかない原因になっているかもしれません。浦和はトレーニングの中で反復し、複数の選手の連動性、コンビネーション、アイデアで得点を奪っていくチームです。リカバリーと試合を繰り返す中で、そういうものが少しずつズレていく、それがここ2試合で得点につながらないという微妙なズレにつながっていると私は見ています。この試合から少し時間が空くので、しっかりと落ち着いて、選手と話をしながら、練習をしながら修正していきたい。

今日敗れた相手、鹿島はやはり非常に強いチームだと思いますし、日本でも1、2を争うチームです。そういう相手に今日、我々が見せた戦いは悪いものだとまったく思っていません。こうした戦いができているということは、敗れるとなかなかそういったことを納得してもらえないと思いますが、我々はけっして相手に劣るチームだとは思っていません。

何週間か前に、我々が勝利した後に私は話をしましたが、サッカーというのは非常に危険なスポーツであると。大勝した素晴らしいゲームがしばらく続いて連勝したとしても、やはりこういった負けが続くことがあるのがサッカーです。そういう危険なスポーツです。ただ、ここまでの全体を見れば、ACLとリーグを並行して戦っていく中でいい流れできていると思います。連敗している中でそういうコメントをするのは心苦しいですが、冷静に今の状況を見れば、長い1年のシーズンをマラソンに例えるなら、ここまでは決して悪い走りではなく、むしろいい走りができていると思っています。負けて悔しい思いはありますけど、そこは冷静に考えながら、今後、チームをどういう風に立て直していくのか判断して進んでいきたい。

連勝している時はみなさんから多くの称賛を受けたと思いますが、今、連敗して逆に批判される対象だと思います。ただ、サッカーは展開の非常に早いスポーツなので、今は負けをしっかり受け止めて、次に向けてしっかり準備したい、それだけです。

Q 鹿島の粘り強い守備が浦和に攻撃をさせなかったと思いますが?
最終的に無得点で、相手が1点を取って勝利したので、結果を見れば、そういう見方をされてしまうのは十分理解できます。ただ、我々が得点していれば、逆にそういった見方ができないのがサッカーであると。たとえば、ラファエル選手がカウンターのシーンでゴールに向かってスピードに乗ってドリブルして、相手を一人かわしていれば決定機だったと思いますし、槙野選手が打ったシュートがポストに当たりましたけど、あれが入っていれば同点に追いついていました。

サッカーは結果で評価されるものですが、内容を見たら、得点につながるチャンスも十分にあったことを考えれば、結果を見たら抑えられましたけど、鹿島が我々を十分にニュートラルにしていたかと言えば、私はそうは思っていません。チャンピオンシップで鹿島と対戦しましたけど、その時の鹿島の方がいい戦いをしていたと思います。ただ、今日の試合は不運な形で失点して、鹿島的にはやりやすかったという印象はあります。連戦を戦う中で、相手がしっかりと守りを固めてカウンターを狙ってくる戦いの中で、自分たちから仕掛けて相手のブロックを壊して得点するのは決して簡単なことではありません。

ただ、選手たちは最後までしっかりと同点に追いつくべく最後まで戦ったこと、それは称賛したい。おっしゃられた通り、サッカーは結果で評価されるものでしょうから、鹿島が我々をゼロで抑えて勝利した、我々の攻撃をうまく抑えた、そういう見方があるのがサッカーです。

ペナルティエリア内に駒井選手が侵入したシーンでオフサイドにされましたけど、あのシーンはさきほど映像を見ましたけど、オフサイドではなかったと思います。あの判定が正しいものであったら、おそらく決定機だったと思います。そういった微妙なジャッジも試合の結果に反映される部分もあります。残念ながら、そういうものもサッカーに含まれますけど、みなさん、あとで映像を見て確認してもらえればわかります。もちろん、サッカーの試合なので、我々だけでなく、他にも起こりうる判定ですが、こういった試合でああいった微妙なレフェリーのジャッジが試合の展開を左右するということがあり、今回は我々に対して不利な形で起こった、それを含めての結果だということをご理解いただきたい。

Q 柏木選手、遠藤選手が不在だった影響は?
私からそういう話をすると言い訳がましく聞こえるので、自分からはそういう話はしたくないが、そういう見方をしていただける方がいるというのはもちろん悪くないと思っています。相手がしっかりと自陣で守る中で、意外性のあるラストパスはもちろん必要になってきます。ただ、今日出られなかった選手の話を、たらればの話をしても仕方がないので。今日はいない中で戦わねばならなかった、それだけです。

今日、2人がいなかったという事実はありますけど、今のベストで戦い、その中で負けた、ただそれだけです。ただ、そういう見方をしていただける方がいるというのは、もちろん、よし、よし、思っています。

ある監督は4番目のGKがケガをしても、今日はその影響があったと言うこともあります。大きく足りないものだと言う人もいます。もちろん、陽介、遠藤がいない影響は私が言わなくてもわかると思います。ただ、我々は今日のベストで戦いましたし、その上での結果です。

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