【無料掲載】明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017・ボルシア・ドルトムント戦[ピーター・ボス監督(ドルトムント)][監督コメント]

○ピーター ボス監督(ドルトムント)
コンニチハ。コンバンハ(日本語で)。今回の試合はフレンドリーマッチですが、勝てて非常にうれしいです。先日の親善試合をやったよりも良い試合をできました。浦和はコンパクトでディフェンシブな戦いをしてきましたが、カウンターが危険でした。もう2失点をしていてもおかしくない場面もありました。セットプレーから2失点を喫したことは不満です。ただチームとして集まって1週間しか経っていないことを考えると、シーズン真っ只中である相手に勝てて良かったと思っています。6万人が入った雰囲気は素晴らしく、楽しかったです。

 

Q ゲッツェが5カ月ぶりに実戦復帰を果たしました。

A 私としてはゲッツェがプレーできたことをうれしく思っています。本人もうれしかったことでしょう。復帰まで慎重に進める必要がありましたし、30分間プレーできたことは良かったと思います。1日でも早く元の状態に戻れるように、早い時期にフル出場でプレーできるようになってほしいと思います。

 

Q ブンデスリーガ開幕までの準備期間の一つとして、今日の試合をどう見ていますか?

A ライバル視しているバイエルンはコンパクトなチームでカウンターもうまいです。シーズンの開幕に向けて良い教訓になりました。相手のカウンターもつぶせたので、シーズン前の良いトレーニングになりました。

 

Q ボス監督はこのチームに新しいものを注入しようとしているのでしょうか? それともクロップのようなサッカーを目指しているのでしょうか?

A ドルトムントにはクロップという偉大な監督がいましたが、大事なことはどんな選手がいるのか、それを見ることです。私はオフェンシブにいきたいと思っていますし、観客の方々が良いサッカーを見たなと思ってもらえるようなサッカーを展開したいと思っています。

 

Q 活躍したモル選手についてのコメントをお願いします。

A 彼は素晴らしい才能を持った選手ですが、いつドリブルをすべきか、パスをすべきか、まだまだ学ぶ必要があります。どうするべきか。それを彼も学ぶべきですし、私も彼を指導していきたいと思います。

 

Q 後半はシステムを変えましたが、浦和に対して何をしようとしていたのですか?

A 今回は7人まで選手交代をできるので、多くの選手にピッチに立ってほしかったです。(後半からのシステム変更は)3人のDFに経験を積んでもらうという意図がありました。

« 次の記事
前の記事 »