苦悩の狭間で見せた浦和再生への道程【島崎英純】2017明治安田生命J1リーグ第21節・ヴァンフォーレ甲府戦レビュー

■暑さの影響を受けた試合の入り

 

前節の大宮アルディージャ戦から中3日。堀監督は大宮戦で出場停止だった槙野智章を先発させ、リベロ・遠藤航、右ストッパー・森脇良太でバックラインを組んだ。ダブルボランチは柏木陽介と阿部勇樹。両翼はドイツ・ブンデスリーガ2部のFCインゴルシュタット04へ完全移籍する関根貴大と、大宮戦に続いて2試合連続スタメンの菊池大介。そして前線トライアングルは興梠慎三の1トップにラファエル・シルバ、武藤雄樹の2シャドーという布陣だった。

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