陣容を刷新した名古屋に、興梠、荻原の2ゴールで快勝。【島崎英純】2018YBCルヴァンカップ第1節・名古屋グランパス戦レビュー

全員代えた名古屋、5人に留めた浦和

 Jリーグで首位に立つ名古屋グランパスの風間八宏監督は、前節のジュビロ磐田戦で先発したメンバー11人全員を代え、まったく異なる構成のメンバーを送り出した。風間監督は事前に陣容の刷新を示唆していて、YBCルヴァンカップをチーム全体の底上げを図る場として捉えていたので、この采配は予想できたことだった。ただ現在の名古屋はFWジョー、MFガブリエル・シャビエル、DFホーシャ、GKランゲラックというセンターラインを担う外国籍選手の影響力が大きく、主力とバックアップの実力差が大きく開いている印象がある。それだけに、風間監督が理想に掲げるサッカースタイルを今回のメンバーがどれだけ体現できるかは未知数な部分があった。

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