【日々雑感】槙野智章ー一世一代の大勝負へ
槙野と遠藤がW杯へ
ついに開幕したロシアワールドカップ。浦和レッズからはDF槙野智章とDF遠藤航のふたりが日本代表メンバーに選出された。国内でわずか23人しか得られない代表の名誉を得て、ふたりの挑戦が始まる。そこで今回は、日本代表の初戦、コロンビア戦に先発する可能性の高い槙野について記したいと思う。
私が初めて槙野のことを認識したのは2011年の冬のこと。それ以前に彼がサンフレッチェ広島に在籍して浦和と対戦したときのことは覚えているし、ドイツ・ブンデスリーガの1FCケルンへ移籍して海外での挑戦を選択したことも知っていた。彼が在籍していた時代のケルンは2009、2010シーズンに浦和を率いたフォルカー・フィンケ氏がスポーツディレクターを務めていて、そのフィンケ氏の下を訪問した際にケルンの練習を見させて頂き、そこで槙野のプレーを観たこともある。ただ、その時は彼と会話を交わさなかったので、どんな人物なのかをうかがい知ることはできなかった。私が彼のパーソナリティの一端を知ったのは、イングランドのレスターという街へ行き、イングランド・チャンピオンシップのレスター・シティに所属していた阿部勇樹と会ったときだった。レスターから浦和へ復帰することを決めた阿部が、こう言ったのである。
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