堅牢な守備、緻密なセットプレー。オリヴェイラ体制の“色”を醸して快勝【島崎英純】2018Jリーグ第16節・名古屋グランパス戦レビュー
松本山雅戦と同じ布陣
オズワルド・オリヴェイラ監督はJリーグの中断明け初戦となった第16節・名古屋グランパス戦で、一週間前の天皇杯3回戦・松本山雅戦と同じメンバーを先発のピッチへ送り出した。システムを3-4-2-1にしたのは松本戦でひとまず結果を残せたからか。日本代表DFの槙野智章と遠藤航をストッパーに配することで最終ラインの守備を強固にする点に指揮官の意思がうかがえる。また今回は対戦相手の名古屋がアグレッシブなショートパスポゼッションを実行することから中盤、前線の選手もブロックディフェンスを築いて専守防衛に努めた。試合開始の9時33分の時点で気温30.8度、湿度63パーセントという厳しい気候条件。それに加えて名古屋が攻撃に傾倒する戦略を採ることを見越した上で、浦和は事前にプランを定めていた。
(残り 4260文字/全文: 4610文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
タグマ!アカウントでログイン
- « 次の記事
- 灼熱の消耗戦は必至。浦和は公式戦5連勝を狙う【Match Preview】[2018Jリーグ第17節]セレッソ大阪 vs 浦和レッズ
- 前の記事 »
- 2018明治安田生命J1リーグ第16節・名古屋グランパス戦[宇賀神友弥][選手コメント]
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ