理想から遠のいたライン形成。守備の崩壊には理由がある【島崎英純】2018Jリーグ第23節・清水エスパルス戦レビュー

ターンオーバー敢行も…

 オズワルド・オリヴェイラ監督によると、スタメンの変更は選手のコンディションを考慮したものだという。前節で先発した宇賀神友弥と森脇良太は帯同せず、キャプテンの柏木陽介はベンチスタート。代わりに前節出場停止のマウリシオ・アントニオがリベロのポジションで復帰し、阿部勇樹が2戦連続で先発してボランチを務めた。または橋岡大樹が2戦ぶりに右サイドアタッカー、そして菊池大介が左サイドアタッカーで先発を果たした。オリヴェイラ監督体制でのリーグ戦では最も先発陣容を代えたが、この影響がどう出るか。

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