前半の好機を生かせず。自らバランスを崩して決壊【島崎英純】2018Jリーグ第31節・ガンバ大阪戦レビュー
青木が欠場
浦和レッズはMF青木拓矢が試合前日まで別メニュー調整が続いていて、結局ベンチ入りが叶わなかった。アンカーのポジションで青木が果たしていた役割は攻守両面で多大だっただけに、少なからず影響はあっただろう。オズワルド・オリヴェイラ監督はその青木に代えて阿部勇樹を抜擢したが、この起用は予想の範疇だ。阿部が青木と同じく中盤エリアでボックストゥボックス的な働きを施せるか。これが今回のガンバ大阪戦で勝機を得るためのきっかけになりそうだった。
浦和はアンカーポジション以外は最近の主戦メンバーが並んだ。3バック、トリプルボランチ、両翼、2トップの各ユニットは現チームの骨格を成す代名詞になりつつあって、その機能性が高まり、オリヴェイラ監督以下、選手たちは今システムにそれなりの自信を抱き始めているのだろう。
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