貴重な先制ゴールを死守し、3年ぶりの決勝進出【島崎英純】2018天皇杯準決勝・鹿島アントラーズ戦レビュー

サポーターに後押しされ

 平日ナイターで茨城県鹿嶋市まで赴くのは非常に大変だったはずだが、それでも浦和レッズのサポーターは大挙集結し、メインから見て左のゴール裏スタンドを赤、白、黒のチームカラーで染め上げてチームをサポートした。

 オズワルド・オリヴェイラ監督は天皇杯の重要性を十分に認識している。GKは西川周作。そして3バックのセンターには2連連続欠場中だったマウリシオ・アントニオが満を持して復帰した。右ストッパー・岩波拓也、左ストッパー・槙野智章は盤石の布陣。そしてアンカーに青木拓矢、右インサイドハーフ・長澤和輝、左インサイドハーフ・柏木陽介もベストの陣容だ。右サイドアタッカー・橋岡大樹、左サイドアタッカー・宇賀神友弥も主軸で、2トップに興梠慎三&武藤雄樹と、最前線に両エースが並び立った。

(残り 4172文字/全文: 4518文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3
« 次の記事
前の記事 »