2019・年始のご挨拶−今年もよろしくお願い致します!

 皆様、明けましておめでとうございます。本年も引き続き、よろしくお願い致します。
『浦研プラス』は2019シーズンの本年も皆様と共に浦和レッズ、日本、そして世界のサッカーシーンを追い続け、皆様にとって有意義な情報や事象をお届けできるよう、日々精進致します。改めまして、どうか、末永くよろしくお願い致します。

 さて、浦和レッズのトップチームの今季予定がすでに発表されています。まず、1月16日に埼玉スタジアム内のボールルームで『2019シーズン新加入選手記者会見及び新ユニフォーム発表』(一般非公開)が行われ、例年と同じく新加入選手が新ユニホームを着て壇上にあがり、抱負を述べると思われます。浦和は2019年1月5日現在でFW杉本健勇(←セレッソ大阪)、DF鈴木大輔(←柏レイソル)、MF汰木康也(←モンテディオ山形)の獲得がすでに決まり、新卒選手としてMF池髙暢希(浦和ユース)、DF大城蛍(浦和ユース)、GK石井僚(浦和ユース)のトップチームへの昇格と、DF岩武克弥(明治大)の加入が決まっています。ただ現状の選手陣容を見ると、まだ戦力補強の必要性はあると思われ、今後もクラブ、チームの動向には注視しなければなりません。ただ、おそらく、この『新加入選手記者会見』が一つの目処になると思われます。

 そしてチームは1月17日から始動し、こちらも恒例となっているさいたま市浦和区の『調神社』で必勝祈願を行います。その後、さいたま市内の『大原グラウンド』でトレーニングに臨み、1月22日から沖縄県金武町で一次キャンプを実施します。この一次キャンプは同29日まで行われ、その後、埼玉へ戻ってオフを挟んだ後、2月1日から8日まで、再び沖縄県金武町で二次キャンプが実施される予定です。

 これまで浦和は一次、二次でキャンプ地を変えるのが常でしたが、今季はいずれも金武町の『金武町フットボールセンター』で行うことになりました。これまで、浦和は2017シーズンの二次、2018シーズンの一次で『金武町フットボールセンター』でのキャンプを実施した経験があります。こちらの施設はJFA公認で、2016年2月建立と大変新しく、グラウンドに併設されたクラブハウスには医務室、会議室、更衣室、シャワー室などが完備されていますし、何より、沖縄の温暖な気候に育まれたピッチ環境が大変素晴らしいところです。選手たちにもこちらの環境は大変好評で、今季もクラブは早くから計画を立て、一次、二次共に金武町でのキャンプ実施が決まりました。
沖縄本島中部東側にある金武町には『キャンプ・ハンセン』という米軍の基地があって、同じく本島中部の西側にある恩納村や名護市などに比べると観光施設は少ないのですが、隣接する宜野座村はプロ野球の阪神タイガースがキャンプ地とするなど、プロスポーツチームがオフシーズンに強化を図る場として有名な地域でもあります。元々強化キャンプは心身の鍛錬を図る場でもありますから、このようストイックな環境はチーム、選手にとっても良いのかもしれませんね。

 一方で、地元感満載の金武町では、そこに住む方々の日々の生活を直に感じられたりもします。地元の方々が訪れる市場や食堂などは沖縄を知ることのできる貴重な場で、そのような空気に触れられるという意味では、金武町はとても素晴らしいところです。
そんな浦和レッズの沖縄金武町キャンプは一次、二次共に『浦研プラス』にて連日レポート致します。オズワルド・オリヴェイラ監督体制の浦和がどんなチーム強化を図るのか、そのポテンシャルや練習内容、チーム戦術の推移、選手陣容の考察、トレーニングマッチの模様などを随時お伝えする予定ですので、皆様、ぜひご期待ください!


今季の浦和レッズの公式戦初戦は2月16日の『FUJI XEROX SUPER CUP 2019』となります。対戦相手はJリーグ連覇を達成した川崎フロンターレ。浦和は昨季、川崎にリーグ戦で2戦2勝しました。今季を占う意味でも、浦和はシーズン最初に強敵を下して波に乗りたいところです。

 そして、浦和が2年ぶりに出場するAFCアジア・チャンピオンズリーグもすでに日程が発表されています。浦和はグループGに入り、韓国Kリーグチャンピオンの全北現代、中国FAカップ王者の北京国安、タイ・プレミアリーグチャンピオンのブリーラム・ユナイテッドと対戦することになりました。全北現代とは2017シーズンのACL準々決勝、2013シーズンのグループステージに続いて3度目の対戦。北京国安とは2015シーズンのグループステージに続いて2度目の対戦。そしてブリーラム・ユナイテッドとは今回が初対戦となります。ちなみに浦和は2013シーズンのACLグループステージでタイのムアントン・ユナイテッドと対戦した経験があるため、韓国、中国、タイのいずれもアウェーでの試合経験があります。浦和サポーターにとってはホーム・埼玉スタジアム2002での応援が最重要なのは確かですが、各国のアウェーに赴いてその土地の文化に触れた上で、チームへ圧倒的なサポートを浴びせたい思いもあるでしょうから、アジアでの戦いは大変楽しみですよね。浦和のACL初戦は3月6日のホーム、ブリーラム・ユナイテッド戦で、その後は3月13日・北京国安戦(A)、4月9日・全北現代戦(H)、4月24日・全北現代戦(H)、5月7日・ブリーラム・ユナイテッド戦(A)、5月21日・北京国安戦(A)と続きます。またJリーグについては、開幕カードが1月11日、詳細日程が同23日に発表される予定で、J1の開幕が2月22日、最終節が12月7日とアナウンスされています。

 さて、2019シーズンは『浦研プラス』も様々なことにチャレンジしたいと思っております。コンテンツのメインストリームは浦和レッズに関することで一貫していますが、それに付随する各種コンテンツ提供も積極的に行っていきます。島崎英純、そして福田正博さんとのコラボレーション企画だけでなく、様々なゲストにもご参加頂き、サイト内容の充実に努めますので、皆様、今後も何卒、よろしくお願い致します!

浦研プラス 島崎英純、福田正博

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