安定した守備、閉塞する攻撃。J開幕戦はスコアレスドロー【島崎英純】Jリーグ第1節・ベガルタ仙台戦レビュー

熾烈な局地戦

 Jリーグの開幕戦ともなれば、否が応でも力が入る。ホームのベガルタ仙台、アウェーの浦和レッズは共にプレーインテンシティが高く、各所で激しい肉弾戦が繰り広げられた。浦和は3-3-2-2、仙台は3-4-2-1で若干システムが異なるものの、ほぼ『ミラーゲーム』の形になれば局面勝負で劣った方が苦戦を強いられる。それを十分理解していたからこそ、両チームの選手たちは90分の間一切力を抜かなかった。

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