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【2020浦和レッズ・沖縄キャンプ】新システムで台頭が期待される選手たち

新システムはあくまでもノーマル

 大槻毅監督は現在の沖縄キャンプで明確にシステムの変更へと着手した。基本は4-4-2で、前線の形が若干変化する4-2-3-1にもトライするようだ。また、チームスタイルの骨子として手数をかけずに相手ゴールへ向かうダイレクトプレー、高速攻守転換、それに伴った前線プレスなどを標榜する所作も醸し出されている。それは、すでに第一次キャンプの『金武町フットボールセンター』で戦術トレーニングに取り組んだ際の4対3シチュエーションやミニゲームなどの実践形式で約束事として取り入れられていたことからも分かる。

 ただし、上記で挙げたスタイル骨子は他でも採用しているチームがある、いたってノーマルでシンプルな指針だ。どんなチームも簡単に相手ゴールへ迫り、ボールを失ったら再び敵陣で奪い返し、ほぼワンサイドでゲームを進めたいだろう。しかし、その理想が実現するチームは限られている。スタイルがシンプルであればあるほど、その構築過程では選手の力量が問われ、かつ対戦相手よりも上回るチーム力を兼ね備えなければならない。ノーマルvsノーマルのシチュエーションで勝敗を分ける鍵は明確に選手の能力に懸かってくるわけで、もしその差を付けられない場合、チームは独自の戦術や戦略を駆使して打開策を模索する。

 今季の浦和レッズは他クラブと伍して戦う戦力を誇り、かつチームスタイルに独自性を生めるのか。今回の沖縄キャンプで見極めるべき事項は、まずはここに絞られる。

 キャンプはまだ序盤で、しかも第一次キャンプは戦術熟成もさることながら、まずはシーズンを戦い抜くフィジカル形成に重点が置かれている。ただし、すでに3-4-2-1から4-4-2(もしくは4-2-3-1)へシステムチェンジするという変化の萌芽は見られた。あとは、これを大槻監督が現有戦力のパーソナリティを加味した上でどのようにコーディネイトしていくのか。

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